翼に風を。
目に見えないけど、
人にも翼のようなものがあるのかもしれない。
私がそれを信じようと思ったのは、
その昔ある患者さんが“天使”という言葉を使ったから。
ものすごく静かな方で、
そんな言葉をスッと息のように吐かれた。
驚くより先に涙がでた、
そのくらい真顔で言われた。
短い時間しか接してないけど、
ずっと忘れない出来事になっている。
“天使”という言葉を使ってくれた、
Mさんこそ今でも私の天使だ。
天使や翼は比喩だけど、
まだ言葉にならない人のエネルギーみたいなものはあるのだろう。
あの出来事から、
心に深く留めておくようになった。
信じたら動き始めることがある。
それを教えてくれるのは、
出逢った人達なのだと思う。
自分だけの運命や力でもない。
大切な人から受け取る羽根がのびのびと風を受ける。
だから・・
お互いが、お互いの翼に風を送る。
その人が生きたいように生きるエールとして。
そんな世界を私は見たいのだ。
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