空へ放つ狼煙
夏の風物詩といえば、日本では花火があります。
最近は色や形、連発など芸術的なものになりました。
静岡でも大きい花火大会があります。
イメージもお祭りとか、
デートや家族でお出かけのように定着しつつあります。
私が小さな頃は、花火大会は行事でしたね。
イベントというより近所の行事みたいな親しみのあるもの。
思春期になると、ちょっとだけ色づいたお祭り。
そして大人になって、風情のある風物詩になりました。
空の上からも、
見えているだろうと思うようになったから。
自分をケアして喪失から受け取った今は、
狼煙みたいなものかもしれません。
といっても、私があげてる訳ではないのですが。
見えてる?
そっちはどう?
いっぱい遊んでる?
笑ってるかな?
こっちは相変わらずだよー。でも元気だよ。
一生懸命生きたら、また会えるかな。
話したいことや聞きたいことがあるんだよ。
それまで待っててね。
大丈夫、無理はしないでいるよ・・みたいな。
そんな空へ放つお知らせ。
あー、でも待っててももういいかな。。
きっと見てるんだろうから。
心配しなくていいよ。
いのちは繋がってるもんねぇ。
そんなことをつらつら思いつつ、
人は大切な人を偲んでいくのです。
この感覚が風物詩になりつつあります。
毎日見上げている空へ、夏に出す手紙のように。
2016/08/13 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
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