種の設計図
素質ってありますね。
どんな人にも持って生まれた、
もしくは親から授かった素質というものがあります。
それは生まれ持ったものながら、
小さな頃から発揮するものと、
大人になってから活かしていくものがあるのかも。
というか・・
発揮できる時期が異なるのかもしれません。
私などこどもの頃はなんの取り柄もなく、
本当に困ったものでしたよ・・トホホ。
かけっこはビリ、
お絵かきも苦手、
お弁当食べるのもビリ・・
それでからかわれたり、いじめられたり。
こどもの頃はそれでも何も言えなかったり、
たくさんたくさん悲しい想いをしたものです。
その頃いじけた成分は、
今となっては養分になっていたりして。
(養分にするまで熟成にも時間が掛かりましたが。)
あー、私の種の設計図の照準はここだったのかと。
大人になってからは感じることの多いこと。
こんなに先だとは・・
そりゃあ、分からなかったなぁ。
なんて、思ったりもします。
先日ご紹介した本にそんな一節がありました。
太田先生はこの本の中で、
素質教育ということを述べておられます。
人ひとりひとりの設計図に関して、
下記のように(要約)記されています。
“その設計図は建築のようなものと違い、
内外からくる刺激に応じて、弾力的に伸び縮みする”
私たちは同じ人という生き物ですが、
確かにひとりひとりの素質という意味では違いがあります。
その点での設計図は異なるのかもしれません。
そして・・
その違いを他人と出逢う中で成長させていく。
成長するにつれ、
長所・短所という括りでは区別できなくなりますね。
それは素質が伸び縮みしたプロセスあってのこと。
私たちは生まれ持った種から出た芽に、
毎日水をやり、土を整え、太陽の恩恵を受ける。
ときに太陽が陰ったり、
葉が傷ついたりすることもあるでしょう。
それは本来自然の中で育つ中では予測されたこと。
設計図には実は含まれているのかもしれません。
今しんどくとも、実がなって。
すとんと落ちる日がいつか来る。
あなたの温かさといのちの眩さが、
もう今既に持った種の中にあるのだから。
私はその設計図を信じています。
種の画像がいいのがなくて・・
でも種って実と一緒になってるんだと改めて実感。
ひとりで実感が得られないときは、
一緒に見つめていきましょうね。
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