私達の先生は子どもたち!~本の紹介
こどもっていいなぁ、
なんて思う大人は多いのかな?
素直で、楽しめて・・
なんといっても可愛らしく感じるもの。
しかし・・
御自身がこどもだったとき、
思いだしてみるといかがでしたか?
こどもはこどもなりに感じることがあり、
すべて表現しているわけでもありません。
この本の副題は、
❝こどもの悲嘆(グリーフ)をサポートする本❞
こう読むと専門書のようにも思えますが、
私達は普段からこどもの嘆きに向き合うことをしているでしょうか。
こども達はこども達なりの言語や表現があり、
グリーフを伝えてきます。
そのまま受け止めていきたいところですが・・
人の胸の痛みに向き合うことは、
自分の痛みも喚起されるものです。
つい慰めたり、気をそらそうとしたり、
励ましてしまったりしがちです。
兄弟ケアというフィールドが出来てきたように、
小さなときに痛みを抱えることを人は知っている。
痛みを消すことが望みではありません。
だって、それは大事な感情だから。
その表現をしてもいいよって、
伝えられる大人が増えていくことが望みです。
近年はこどものグリーフの本が増えてきました。
私がこの本を好きなのは、
挿絵がね・・体裁とかで選ばれてないことです。
こども達が表現した自由な絵にエネルギーを感じます。
私達大人も、
感じたことを自由に表現していきたいね。
2018/04/10 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック, 兄弟ケア
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