私達のグリーフワーク
大切な人やものをなくしたとき、
起こる反応のことをグリーフといいます。
心・身体はもちろんのこと、
行動・認知面にも反応は起こります。
そしてグリーフを抱えて、
歩むプロセスをグリーフワークといいます。
ここまで書いて気が付いたのは、
グリーフワークというタイトルの記事がない。
上の記事で説明した気になっていたのね。
これはまた改めて書きましょう。
今日お伝えしたいのは・・
グリーフワークは、
自分だけで抱えるものでないということ。
喪失体験自体は固有のものです。
人生はひとりひとり違うもの。
しかし誰でも誰かと関わって、
そのグリーフを抱えて生きていきます。
正解のない問いにたったひとりで、
立ち向かうのはとてもしんどいものです。
そして時代の流れというものもあります。
かつての耐え偲ぶものという時代、
今のように周囲の人が喪失を捉えにくい時代。
大切な人への想いは同じですが・・
今の時代と昔の認識、世代間の違い、
この狭間でしんどくなる方もいますね。
多様性が認められる時代において、
自分自身を見つめていくグリーフワークは必要。
そのプロセスをどう歩むか、なのです。
経験していない人には分からないよね
よく言われます・・
その言葉の心情は分かる。
けれど・・
そうなると分かり合えることが少なくなる。
それを望む人はいないのではないでしょうか。
今ともに喪失を見つめ、
この時代を歩んでいくことは大きなポイント。
私達のグリーフワークとしての取り組みとして、
ともに見つめていくものがあります。
未来へ向けたレガシーとして、
喪失の捉え方を見つめてといきたい思うのです。
2018年2018年4月4月22日 グリーフケア~はじめの一歩
御自身の人生はもちろん、
下の世代への贈り物としても。
死生観や喪失をどう捉えるか、
このいのちをどう生きるかは、
未来を照らす一端だと感じています。
2018/04/03 | グリーフとの向き合い方, セミナー グリーフケア, グリーフケア~はじめの一歩, セミナー
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : 願いを見失わずに。
NEXT : 軌道修正はシンプルに。