看取りケア合宿 その後~朝顔の頃
今日はこんなお便りが届いて嬉しくて。。
看取りケア合宿を見守ってくださっていた皆様にも、
シェアしようかと思いました。
2016年6月に医療者対象の、
看取りケアという合宿形式のセミナーをしました。
この方は合宿ではこんな学びをされてたのね。
以下、今回のお便りです。
(個人情報に関わる点のみ、私が省略させて頂きました。)
ご無沙汰しております。
看取り合宿、本当に楽しかったです。
私の思っていることをステキにまとめて下さって、
ありがとうございます。
私の宝物が増えました。
何度も読み直したりして、余韻にひたっていました。
今日の出来事を伝えたくて、メールしました。
今日は夜勤でした。
後輩の看護のまとめを見る機会でした。
(患者さんは終末期、訳があり、面会はほぼ無いんです。)
後輩は、
「最後なのに、何にもしてあげられなくて、
動けなくなっていくのをみているのが辛くて。」
と泣いてしまいました。
私は看取りケアの合宿で学んだことを話していました。
話しながら・・
浅原さんが言っていた事はこういう事だったんだと思いました。
セミナーで学んだ事が本当に学べたか心配していた私でしたが、
自分の中にちゃんと学びがある事に気づけました。
合宿の最後に、
「あとから、すーって自分の中に入っていくから大丈夫。」
って言われたことを思いだしました。
今日は他にも突然のお別れもあり、つらい日でした。
それでも日々縁をもらって、
関わらせてもらえる事に感謝です。
浅原さん、本当にありがとうごさいました。
こんなお便りでした。
この方のご様子が伝わってきました。
今までは後輩に伝える言葉は不安の中、
精一杯指導しておられたのだと思います。
看取りケア合宿で、自分のケアをみつめて。
今回の言葉は、頭で考えたり、
その場を取り繕わず、胸の奥から湧いてきたでしょ。
きっと御自身がその違いは一番感じたはず。
心からその患者さんと後輩を想ってでた言葉だったね。
こうして、愛を紡いでいく看護師さんになるんだよ。
生き抜く人が伝えるものを受け取れますように。
これからも、こんな体験をする方が増えていきますように。
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