痛みの渦中にある方へ

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大切な人をなくすということは、
想像するよりつらいと言われます。

私は看護師として20数年間臨床の現場で・・
大切な人をなくす場面や、
その前の過程を見つめてきました。

そう・・
なくしたことだけがしんどいのではありません。

大切な人をなくすというとき、
その前からなんらかの出来事があるものです。

予期悲嘆

予期悲嘆というと、
ある程度の期間があるように思われがちですが・・
それは人それぞれですから一概には言えません。

例え・・突然の事故であったとしても、
病院に着くまでの時間があったりします。
また突然というだけで大きく影響があります。

私は看護師をしてきた経験から、
たくさんの出逢いとお別れがあります。

自分もしんどくて苦しかったとき、
大切な人をなくしたときのグリーフをいう反応を知りました。

今何故このテーマで活動をしているかというと、

グリーフを学び始めてから、
私がもがいていた想いがすっと腑に落ちたからです。

自分が何を感じているのか、
何が引っかかっているのかに気が付いたからです。

知れば、知るほど、
他の方にも知って頂きたいと思いました。

伝わったら・・
それだけでなにかに繋がっていくと感じました。

グリーフを知ることでの安心。

今痛みの渦中にいる方に、
何か出来ることはあるだろうか？

実は何も出来ないのかもしれません・・

それでも・・
誰かがいてくれることが、
かつての私を支えていました。

誰かが手を伸ばし、手を取って、
掴んでくれるだけでも、
少しは違うのではないか・・

そこから力を取り戻せば、
その人らしい生き方がまた見えてきます。

ivyに来られる方を通して、
今は確信に変わってきています。

この記事も必要な方、
その周りの方に届きますように。
願いを込めて伝えたいと思いました。