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生と死の問題

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若い方に「自分には、遠いので考えたことがない。」大抵、私の仕事についてはそう言われます。

私としては、不思議だったりもします。

いのちって、誰も同じく与えられたものではないでしょうか?
誰でも限りあるいのちを生きて、
いつ何が起きて健康を損ねたり、終わりが来るかは自分では分からない。
だから、今生きている時間を大切に。。。
そう習ってきませんでしたか?

いつの間に
今関係ないから、楽しく暮らすことを考えるとか
病気とか“かけがえのない”“かぎりある”とかは自分には遠い、
関係ない、だからあんまり。。
そんな風に変わっていったのでしょうかねぇ。。

日本の死生観のブームの最初は、1904年です。
案外、早いと感じませんか?
加藤咄堂さんという方が書いた「死生観」という本は、評判になったようですよ。
(ちょっとお値段が張るので、まだ読んだことはありません。。)

その後は、第二次世界大戦の頃。

そして、1960年代から1990年頃に
ホスピスを中心とした死生学の講座や本が注目された時代があります。

そこから、数十年。。
いろいろなことが影響しているのだとは思いますが、

私見を書かせて頂ければ。。
日本では置いてきちゃったんだなと私は感じます。

生活も豊かになって、便利になって。。
食べ物もお金もある程度は普通に暮らせるようになって。。
辛いことがあっても、美味しいものを食べたり買い物をしたりして
ストレス解消ってして。
働け、働け、前向きなことが素晴らしいってして。

自分の喪失感とか生と死の問題とか、考えないできてしまった。
あ、考えるけど、見ないふりして蓋をしてきちゃった。の方が近いかな?

老いる人は家庭から離し、
病気の人は病院へ
いのちの歩みを日常から切り離すような生活スタイルにしてきてしまった。

そして、今若い世代の方は
「自分には遠いし、考えたことない。」
そう言われるのでしょう。
本当は毎日、生きることに直面しているはずなのに。

大人が向き合わないと、子供の世代に伝えることが難しくないでしょうか?
私達大人は知識も得ようとすればあるし、考えることもできます。

でもね。子供の世代は、教えていかないと得られないことが多いのです。

いのちの大切さ、ひとりひとりが大事ということ。
私達は平等にいのちの時間を生きていて、
尊重し合い、支え合い、共に生きていくのだということ。

だから、いじめたりしなくていいんだよ。
自分のいのちを断つことの前に、もしかしたら違う道もあるよ。
大丈夫、大人だって味方だよ。

あなたはきちんと子供たちに伝えられますか?

さぁ、今日から始まります。

「生きる」を考える~響いてきたいのちからの言葉

TS3U0272

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