甘えの構造~本の紹介
不朽の名作といわれる本を、
実はまだ読んでおりませんでした。
の第1章のコメントでも、
引用もされていますね。
やっと重い腰を上げ、
読みだした訳です。
取りかかって気が付いたのは・・
名作だから尻込みしていたのではなく、
甘えというものにどこかレッテルを貼っていたこと。
甘えていられない。
なんていいながら、
実は甘えていたい。
なのに自分以外の人には、
ときに甘えるなという思考を巡らす。
いやはや困ったチャンです。
甘えの構造なんて知ってしまったら、
どうしたらいいのかと思っていたんだなと気付いたのです。
それだけ甘えの構造は、
私の奥底に潜んでいて・・
そこにある違和感に気付くことすらできてなかった。
そうなのです。
本来は甘えていることは、
するかどうかなんて価値観の世界でないこと。
そこに自分は甘えている、
なんてものさしを持ちこんだ時点でズレがあるのです。
この本の初版は1971年、
ですが増補普及版が2007年に出た際に
“「甘え」今昔”が追加されております。
時代の移り変わりも追考していけるという有難さ。
御自身が持っている価値観やものさしの正体はきっとない。
それを計る一考として。
何かのとき、お役に立ちますように。
必要なタイミングのときのため、
胸のどこかで覚えておいてください。
私のような未熟者は、
この最初の4~5P辺りで既にキュウと頭を抱える一冊。
恥ずかしさに身を縮こまらせながら熟読。
御一読あれ。
2018/01/27 | グリーフとの向き合い方 グリーフケア, グリーフブック, 気付く
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