涙のプログラミング
先日のブログを書きながら、
ふと思ったことがあって。
もしかしたら・・
涙だけはひとりで引き受けられないように、
プログラミングされているのかもしれないなって。
無論、
ひとりで泣くことのほうが私も多いけど。。
涙が湧くほどの胸の痛みは、
ひとりでは耐えがたいものがあって・・
誰かと分け合うようになっているのかもしれない。
もし、そうだとすれば・・
誰かと通じ合えることができるってことなんだろう。
心配しなくて大丈夫かなって。
そんなことを考えています。
今カウンセリングにいらしている方が、
「あの人と私は別だから・・分かり合えないと思っている。」
そう話してくださった。
分かり合いたいのに、分かり合えない。
諦めの気持ちで繕おうとしちゃうんだよね。
でも本当は分かって欲しいと思っている。
人はつい不安や恐れが大きくなって、
分かり合えないのかもしれないと孤独に陥るけれど。
そのために涙は私達の中にプログラミングされていて・・
涙があるから、
人には誰にでも痛みがあるって知ることができて。
胸の痛みを一緒に想いやれるとすれば。
分かり合えないという前提自体がなくなっていく。
涙を流す度、
このプログラミングが発動して・・
きっと分かり合えるという原点に戻れたらいいね。
2016/08/10 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
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