*

死を見つめる心~本の紹介

Pocket

死生観を語るには、二つの立場がある。。そう書いたこの方は、
もう40年も前に生きた方です。

 

私が知ったきっかけは、グリーフカウンセラーの試験のレポートを書いていた頃
島薗進先生の講義でした。

日本人の死生観を読む

それから、未だに愛読書です。
人が「生きる」ことに向かうことを表現した時の言葉は、
この何十年経っても色褪せず、ここまで鮮やかに切り込んでくるのだと
改めて知った一冊です。

 

私は本文もさることながら、エピローグの下記の文章に惚れこんでます。

 

『もっと切実な切迫したもう一つの立場がある。
それは、自分自身の心が生命飢餓状態におかれている場合の生死観である。
腹の底から突き上げてくるような生命に対する執着や、
心臓を凍らせてしまうかと思われる死の脅威におびやかされて、
いてもたってもいられない状態におかれた場合の生死観である。』
(P,11-12から引用)

 

うん、そうなんだよね。このころはまだなかった日本語であろう❝グリーフ❞。。

こういうことなんだろうと。

だから。。人は苦しくても考えるんだ。いのちへの渇望感なんだって、思ったんです。

 

 

先日は、T教授とある企画のことで
反論するときにただ❝嫌だ❞ってのを言いたかったのだが、
自分だけでは理論的な面では勝てないので。。(笑)
この部分を引用して、ケンカを売った私でありました。。

 

 

そのくらい、お勧め本です。

あぁ、もっと素敵な言葉で表現できたらと思うけど。
私がいろいろ言うより、読むほうがいいに決まってますから。

人生を見つめる基点に、今立っているあなたへ。

死を見つめる心 (講談社文庫)

TS3U0246

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


関連記事

怒りは二次感情だから。

感情にはいろいろな想いがあります。 怒りもそのうちのひとつと取られが...

記事を読む

正しさはどこに。

世の揉め事の多くは、 どちらが正当かみたいなこと。 どちらも言い分...

記事を読む

それに気付くには。

自己の認知のことを書いたりしますが、 自分の感覚って案外気付かないも...

記事を読む

2018年 カンボジア報告会 ご感想vol.2

カンボジアへ行った報告会、 第2回目のご感想です。 1回目はこ...

記事を読む

いのちのサイン

人にはあるサインがあります。 私が言葉で伝えるとしたら、 “いのち...

記事を読む

新着記事

怒りは二次感情だから。

感情にはいろいろな想いがあります。 怒りもそのうちのひとつと取られが...

記事を読む

正しさはどこに。

世の揉め事の多くは、 どちらが正当かみたいなこと。 どちらも言い分...

記事を読む

それに気付くには。

自己の認知のことを書いたりしますが、 自分の感覚って案外気付かないも...

記事を読む

2018年 カンボジア報告会 ご感想vol.2

カンボジアへ行った報告会、 第2回目のご感想です。 1回目はこ...

記事を読む

2018年 カンボジア報告会ご感想vol.1

今年は国際医療支援の現場、 カンボジアの小児病棟にて、 グリーフカ...

記事を読む

怒りは二次感情だから。

感情にはいろいろな想いがあります。 怒りもそのうちのひとつと取られが...

正しさはどこに。

世の揉め事の多くは、 どちらが正当かみたいなこと。 どちらも言い分...

それに気付くには。

自己の認知のことを書いたりしますが、 自分の感覚って案外気付かないも...

2018年 カンボジア報告会 ご感想vol.2

カンボジアへ行った報告会、 第2回目のご感想です。 1回目はこ...

2018年 カンボジア報告会ご感想vol.1

今年は国際医療支援の現場、 カンボジアの小児病棟にて、 グリーフカ...

→もっと見る

PAGE TOP ↑