*

最期までには、もうひと仕事。

Pocket

最期と書くと、
まだ受け付けない感覚を持つ方もおりますが。

私達は誰もが平等に死に向かって生きています。
向かっては、望みでなくとも時間や肉体の限界を加味してです。

 

このブログを読まれている方は比較的若いのです。
青年期~30代が多く、
その上でも40代くらいの活躍世代です。
(意外でしょう?)

近代~現代までの流れから、
人を看取る経験はしてこなかった世代になります。
今、この現実に向き合っている方もいるでしょう。

 

 

何が言いたいかというと、
死に向き合うとか、最期の時間がまだイメージだと思います。
しかも自分以外の誰か、という遠い感じ。

 

そういう方の予想は、
最期の数カ月や数日が苦しいイメージかなと。

例えば、食べれなくて動けなくてとか、
意思表示が出来なくてみたいな。

 

確かに最期は生き物は食べ物も取れないし、
身体も元気なときのようには動くことはしません。
意思表示も元の方法ではありません。

 

だからと言って、
何も伝えられないと同じではないのです。

 

 

 

人は最期まで何かを伝えていきます。

喪失とともに生きる―対話する死生学
の中で、私が❝いのちの輝き❞と表現したものです。

 

生きるとはどんなことか、
いのちってなんだろう、そんな大きな課題に繋がること。

最期の儚く見えるいのちの光、
そんな小さな光から私達は受け取るものです。

 

 

 

受け取る方も、
明確に言葉には出来ないものかもしれません。
データーのような数字にも表せないから、
分かりづらいかもしれません。

それでもとても意味のあることです。

 

「最期の子育て」
「最期の親孝行ですよ」

 

カウンセリングで信頼関係が出来たら、
私はそんな言葉でお伝えしています。

 

人には生きる意味があって、
最期までお役目もあるのだと思うのです。
(と私は感じるのです。)

 
ディグニティセラピー 質問⑨
 

受け取る側の役目も、
伝えていく側の役目も含めて・・
最期までには、もうひと仕事~見つめていきたいものです。

末期と言われ歩む方へ、
ともに伴走されていらっしゃる方へ 私から愛を込めて。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

▼LINE友だち追加▼

LINE友達追加

※メルマガが廃止となり、LINE@へ移行致しました。


関連記事

不安の素因は?

不安を抱えていることが、 普通と思っている人もいます。 それをスタ...

記事を読む

目の前の今

目の前にあると思っているのは、 本当に今の課題だろうか。 &n...

記事を読む

笑顔の悦び

自分に何が出来るだろうとか、 いや何にも出来ないなぁとか・・ そん...

記事を読む

溢れゆく未来へ。

「不思議な涙です、知っている涙と違う。」 自分と繋がる涙は溢れて...

記事を読む

ユーモアとジョークは別

人が笑うことと、人を笑うことは別のこと。 グリーフの世界でもユー...

記事を読む

新着記事

看取る命と見送るいのち

思えば看護師としての出逢いが、 私の人生では一番多いのです。 職種...

記事を読む

新しい感受性

毎日新しい感受性を育てているのだろう。 そんなふうに思えるようになっ...

記事を読む

Fightの中身

日本語では応援の言葉に使いますが、 元々は戦うという意味ですね。 ...

記事を読む

心の中の住人

最近いい体験をしてまして・・ 看護師のバイト先を冬から変えたのです。...

記事を読む

人生のミカタ

人生のミカタでいたいなと思います。 正確に言うと人生の味方だと大きく...

記事を読む

看取る命と見送るいのち

思えば看護師としての出逢いが、 私の人生では一番多いのです。 職種...

新しい感受性

毎日新しい感受性を育てているのだろう。 そんなふうに思えるようになっ...

Fightの中身

日本語では応援の言葉に使いますが、 元々は戦うという意味ですね。 ...

心の中の住人

最近いい体験をしてまして・・ 看護師のバイト先を冬から変えたのです。...

人生のミカタ

人生のミカタでいたいなと思います。 正確に言うと人生の味方だと大きく...

→もっと見る

PAGE TOP ↑