曖昧な場所でゆらゆらと輝くもの。
大切な人をなくして言われようのない悲しみや
グリーフを抱えてそのプロセスに佇むとき、
人はそれまでとは違う生き方を探す。
いや、求めるのかもしれない。
それはシンプルな道に通じながらにして、
それまでの人生を覆す概念を追うというこころの作業でもある。
そうなると、
今が合っているのか、
正解なのか。。
自分自身が信じられなくて正解を探す。
そう、どちらかでなく。。
その先を見たいのですよね。
なかなか見えない先にジレンマを感じながら。
そこで必要なのは、
曖昧な場所にいることが出来ること。
ときに苦しすぎて、
ひとりでは難しいことがあって。
グリーフカウンセラーは、
癒すとか和らげるとかの前に。。
その曖昧な場所に一緒にいるという役目がある。
このかなり前に書いた記事が、
何故か最近読まれるのを考えながら。。
それを察知する方が増えてきたからだろうかと感じる。
そんなことを感じながら、
今日も曖昧な場所で一緒にゆらゆらする。
その先にある笑顔を想像しながら。
その時期がくることを私に教えてくれるのは、
グリーフの知識や私の技量とかでなく。。
ivyにいらしてくれる方が先の道を進んでいるから。
苦しいと感じている中で、輝くものに出逢う日がくる。
私はこの先の道を行く人達の歩んだ軌跡を、
ただ信じているから。
ね。
2015/08/09 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと
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