既存社会との隔たりの前で。
「現実に戻ったら、
話す人がいなかったんだよね。」
ivyにいらしている方が、
このところ数回つぶやきます。
現実というのは今生活している時間・・
長い間介護をされてきました。
大切な人が出来ることがなくなっていく、
それでも受け入れようと頑張って・・
先に生き抜く人を、看取って。
とてもとても悲しいとこを過ごして、
最近やっと社会に出れるようになりました。
いのちの輝きも受け取って、
こころに響く想いもあるの。
でも話すと周りには分からないと言われるばかり。
「私が変になっちゃったの?」
「分かってくれる人がいない。」
そうしてivyに辿り着きました。
真っ暗闇にいるようで、
ひとりきりなってしまったようで・・
誰も分かってくれないように感じます。
「分かってくれる人がいなくて、
あの人の生きた時間もなくなってしまう。」
とてもとても切ない気持ちね。
グリーフケアの課題でもあります。
もう諦めちゃった人もいるかな。
既存の社会との隔たり、
そこにどう融合していくのか。
私もねぇ、
ずっとこの課題と向き合っています。
人を受け入れる社会、
いのちの存在がただ素晴らしい。
愛情を注げるお互いの成長という課題、
生きる真髄だと思うの。
伝わると信じて。
いのちが煌めいて、
お互いを照らし合う社会を目指して。
一緒に一歩踏み出してくれて、
本当にどうもありがとう。
2017/10/01 | カウンセリング紹介, グリーフとの向き合い方 カウンセリング, グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと
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