待つのも、愛かな。
よく人にどうしてあげたらいいか。
そう質問されます。
特に私の場合、多いのは。。
「グリーフを抱えた人にどうしてあげたらいいか?」
という質問かもしれません。
一番の正解は、
“答えはないです”かもしれません。
が、その答えを私に期待されているのではないでしょう。
事実、そう言うとがっかりされます。
でもおひとりおひとり違うからねぇ。。
次に「してあげる」という言葉が
ときに引っかかる方もいるかもしれません。
これには何かする方法があるかという質問の意味と、
何かすることがないと御自身が、いてもたってもいられない。。
というようないくつかの意味が含まれています。
心配するあまりという気持ちがあるのは、
私が書かなくても分かりますね。。
悪気がある訳ではないのですよね。
ふと感じることは、
予想以上に「待つ」という選択肢を取る方が少ないこと。
まぁ、「待つ」方は質問をしてこないかもしれません。
人がひとに関わるとき、
「待つ」という選択をし難いのは何故かしら。
そんなことを感じています。
人を待つ。人の気持ちを、態度を待つ。
時間を待つ。
何かの機会を待つ。。
「待つ」のも、充分に愛ですよ。
相手にそれが伝わるかの保障はなくとも。
2015/03/12 | グリーフとの向き合い方 グリーフケア, 気付く
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