天の神様のいうとおり・・
っておまじないみたいな言葉、
小さな頃使ったことはありますか?
何かを決めるときとか、
迷ったときにどれにしようかなって。
あの頃の神様は誰だったのだろう。
どこに向かって言っていたのかな。
今も特定の神様はいない私ですが、
小さな頃の方がもっといなかった気がします。
それでも信じてた、
というか委ねられる気持ちもあったなぁ・・
などと最近思うのです。
大人になって少し曇る感覚もあります。
日本は無宗教と言われながら、
何かあると“神様”って信じたくなります。
これは死生観の空洞化といわれる、
現代になってからのことではないでしょうか。
死生観の空洞化ということに関しては、
こちらの本が分かりよいのではと思います。
(上の記事書いたときはまだ読んでなかったんだった)
大切な人をなくしたとき、
自分の居場所を失って生きる意味を見失う。
そんなとき神様の存在を考えたり、
大きな存在の在りかに及んだりすることもあります。
今の科学で証明されないことは信じない、
そんな方も多くなりました。
信じるかどうかは個人の自由で在りますが、
心の拠り所までなくしてしまったのかもしれません。
生きている人は必ず死を迎えます。
私たちは生身の生き物で、
永遠には一緒に過ごせません。
生きていることやその間だけに、
なにかを懸けていくことには限りがあります。
(無理ではなく、限りがくるという意味ね。)
存在や時間という普遍のテーマに行き当たる。
信仰に限らずとも、
自分の死生観を知っておくことは大事。
こどもの頃のような純粋な捉え方で、
今一度向き合うときが来ているのだと思います。
こんな記事に出逢ったことも、
天の神様の采配のひとつかもしれません。
2017/05/18 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
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