声に愛をのせて。
声を褒めて頂くことが増えて、
恥ずかしながら・・でも、とても嬉しいな。
何故ならば・・
人前で話すと決めた頃、
困ったことのひとつだったから。
声は生まれもって、
後にも変えられない個性かと思う。
(少しの高低は年齢であっても、
質のようなものは変わらないよね。)
かと言って、
自分の声を好きとかも手放しではないよねぇ。
私の世代の方なら経験があるだろう、
テープレコーダーなるものの洗礼を。
初めて聞いたときの衝撃というか、
私はショックで泣いたんだよね(笑)
今よりは高い声だったと思うんだけど、
それでも周りの可愛らしい声とは違ったから。
と、そんなことは忘れていたくらいなのに。
人の前で声を出すとなった4年前、
ものすごいブルーになったのでした。
だってね、
グリーフのことは繊細なテーマと思う。
痛みを感じる人もいるし、
切なさを抱えている人もいる。
そこで伝えるにはどうしたらいいだろう。
+私の声が更に不快に感じたら・・
そんなことを考え始めたら、
頭の中がぐるぐるしちゃったのです。
先にも書いたけど、
それでも声って変えられないんですよね。
作って変えても講演中もたない。
どうしよう。
でね、
せめてもの出来ることをしようって思いました。
声に愛をのせようと思ったのです。
やり方もないし、
いわゆる気持ちの問題ともいいます。
それでも、
私にとってはこれしか出来ない。
そう思って。
緊張しちゃうときもあります。
不安になることも。
だけど、
大切な人をなくすことを伝えるときは、
声に想いをのせ愛を伝えるように。
私がこども達や患者さん、ご家族から受けとったものが・・
今しんどいあなたに届きますように。
私達が受け取った愛を、
また出逢いに紡いでいけるように。
いつかあなたと出逢えますように。
こころからの笑顔で笑える日がきますように。
たくさんの願いを込めて。
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