国立成育医療センター ご感想
国立成育医療センターは、以前は国立小児病院という名前でした。
こう書くと、こどもの病院なのかなとイメージが湧くでしょうか?
今は、こどものとき病気を患ったアフターケアまでにも力を入れていますね。
日本の小児病院の中枢とでも、表現したらよいかな。
その病院のグリーフケア・ワーキンググループに、
お招き頂きました。
以前のブログの中でも書きましたが、
病院という現場でいのちに向き合う方に伝える。
伝えたら、患者さんやご家族への対応が変わる。
だから、大きな意味があるんです。
そして、こどもが患者さんのとき。。
多くはご兄弟という存在がいます。
皆様から繋がるこんな想いを抱え、
国立成育医療センターに足を踏み入れたのでした。
以下、ご感想(抜粋)です。
たくさんあるので、選ぶのが大変ですが。。
一般病院の医療者の方にも響く言葉があると思います。
医療現場で求められていることを生の声として届けてくれ、
家族の気持ちが理解できた。
また家族によっても受け止め方は違い、
同じケアを求めているわけではないことを改めて感じた。
自分自身のグリーフケアができていないと、
受け止めることはできないということが印象的だった。
スタッフ自身の死生観やグリーフケアが重要であると思った。
病院の医療者には話せなかったという様々な思いがあることを聞かせていただき、
その一つ一つが大変印象に残った。
医療の中で医療者という立場にいると届く声は少なくなり、
自分たちも鈍感になっていく危険性は常にあると思う。
グリーフに限らず自分が関わっている患者とその家族に対して
常に深く想像力を持って関わる必要性を改めて感じた。
医療者と家族の思いの違いがあることや、
グリーフケアを始める時期について考えさせられた。
相手の話しを聴くために、
まずは自身のケアをすることの大切さを再認識した。
また病院としてグリーフケアする上で重きを置くべき点は、
予期悲嘆のところだと感じました。
そして病院に足を運べない家族が漏れてしまわないよう地域にivyのような場所がもっと増えるといいなと感じた。
病院としては地域へつなげていくことが今後の課題だと思う。
このご感想はほんの一部です。
それでも繋がるkeywordがたくさんでてきましたね。
日々こどものいのちを見つめる方々、
受け取って頂いた想いはたくさんあったように感じました。
この想いが、またたくさんの方に伝わるといいな。
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