哀しみを愛情で包んだ光
以前同じ想いを文字にしたとき、
“変える”という言葉を使ったことが引っかかっていてね。
このとき書いた気持ちも修正はしないで、
ここから考えていたことをまた重ねていこうと思うの。
変えるというと違うものを持ってくるイメージ、
それともそのものが変化するイメージ、
いずれにしても今とは異なることに感じるかと思って。
なにより“哀しみ”が嫌なものに扱われそうで心配。
私のブログでは、ほとんど“悲しみ”という表記をしていない。
これには理由があって、
「グリーフは様々な感情や反応です」
「どんな反応も当然のことです」
ということを認知して欲しい。
なのに何故か、
“悲しみのケア”と印象付けることに違和感を感じるから。
もちろん、分かりやすさは大切と分かるの。
でも長い間グリーフが認知されないのは、
悲しみと区切ったからではないかと私の勝手な仮説です。
そして人はそこから遠のくことを選んできました。
この辺りの文化や移り変わりは、
で各分野の諸先生方がコメントとして記してくださっています。
ご参照ください。
今在る感情を抑えたり、
否定して生きるのはつらいことではないだろうか。
それはとても大事な想いでもあるのだから。
その想いを紡いでいくことや、
繋げていくことがきっと自然なことなのだと感じます。
(渦中はしんどいのですが。。)
哀しみを包むように、
あの人を想う愛情でくるむように。
胸に抱きしめて。
限りある人生をともに歩んでいく。
「まだ生きているんですよ。」
(存在は)(胸の中に)
私がある在宅医の先生に伝えた言葉です。
死が終わりでないこと、
哀しみは愛情の一部であることを、
大切な人が教えてくれています。
それは生きる中で御自身がどう在りたいか、
その指針でもあることでしょう。
この先を支えてくれる柔らかな光となっていく。
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