呑み込んでいるのは・・きっと。
難しいという受け取り方について、
2日間記事を書いて・・
ここは死別だけでなくて、
他の社会的な課題も同様な訳です。
寄り添うことを書いた、
今年の1月の連続のときにも触れました。
方法みたいになると、
寄り添う限界に行きついてしまう。
だから私は手法を教えるのを好みません。
例えば、
世の中で自己責任と表されること。
手を差し伸べられるかもしれないのに、
“本人の勝手”みたいなレッテルを貼られることがあります。
グリーフの中でも同様です。
例えば・・
アルコールが絡んでいる場合など、
偏見を持たれることがあります。
大切な人をなくすことは同じなのに、
そこのフォーカスが歪みますね。
お酒が好きで呑んでいた、
それだけにしか周囲が慮れないと切ない。
確かにデーター的にも、
奥様をなくした男性がお酒の量が増えることがあります。
やけっぱちみたいな様子でもね。
お酒だけを呑み込んでいるのではないのかもしれない。
言いたいことや行き場のない想い、
やるせない気持ち・・たくさんあることでしょう。
そう思ったら、
声が掛けられたりするのかもしれない。
そんなことを思ったりします。
人は同じ状況や立場に立てないし、
相手をまるごと全部は理解できない。
だってね、別の人間ですから。
だから気持ちを寄せるのは、
分かるかどうかとは異なるものだと思うのです。
自分もそうなるかもしれないから、
という想いの寄せ方はもう止めにしません?
手法でなく、想いの源から。
あなたも今飲み込んでいる想い、
その荷は降ろしていいのだと。
そこに真髄はあるのだと思います。
2017/12/11 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ グリーフケア, 気付く
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