危険な励まし
誰かと話をしていて、励ますことありますね。
「頑張って」とか。。
もし、苦しい時にこれを言われるととてもしんどい。
というのは、大分浸透してきたのではないかと思います。
では、これはどうですか?
「もっと気楽に考えたらいいよ。」
「人に相談してみたら?」
実はこれも同じことなんです。
落ち込んでいる人、混乱している人
グリーフに陥って身動きが取れない人にとって、
励まされたり、違う選択肢を出されることは。。
自分が出来ない、もしくは出来ていない
“新たな提案”をされていることなのです。
励ましと言うと、気をつけている方もいると思います。
提案はしてしまう方が多いのではないでしょうか?
この苦しい時にされる“新しい提案”は
その方が出来るなら既にやっているはずなのに、
何らかの理由で出来ないこと、したくないことです。
思いついていない訳ではないのです。
もちろん、違う方の意見が有意義なこともあります。
が、落ち込み具合によっては
逆のメッセージを送ってしまいます。
“新しい提案をすべきか、否か”
この視点は是非持って頂けると、
人間関係のヒントになると思います。
2014/11/04 | グリーフとの向き合い方, ナラティブ, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 気付く
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