レジリエンス
昨日のブログで、何を私が信じているのかというお話の続きです。
なんのこと?という方は、
↓を読んで頂く方がお話しの流れがスムーズかもしれません。
resilience。。レジリエンス、レジリアンスとカタカナ表記は分かれるので、
ここでは、レジリエンスで統一します。
本来は、物理用語だったらしいのですが
今は心理学等で使われたりします。心理学だと「回復力」とか「復元力」とかかな?
グリーフの世界では、「喪失に適応する力」かな?
そして、いろいろな要因からなると言われています。
生まれ持った素質、育った環境、培った経験とか自尊心、自己肯定感とか
書ききれない様々な要因が複雑に絡み合っています。
レジリエンスは、グリーフに陥った時注目すべき大切なポイントです。
グリーフから回復する一因とされています。
例えば、レジリエンスの低い人はグリーフからの回復に時間を要するとかね。
研究やデーターもありますが、内面的なものだから
まぁ、本当は数値化はかなり難しいでしょうがね。
私の解釈は、「人がもともと持っている生きようとする能力」みたいな感じかな。
そして、きっとみんな持っている「生きたい、生きようとする力」なのだと思う。
私の出会ったこども達は、どんなに大変でも苦しくても元気になるんだって信じてた。
話せない年齢のお子様もいますから、実際聞いたのでないこともありますが。
でも、こども達って希望をなくすことなく生きていたように感じる。
私の中では、本来はみえないけど
あれがレジリエンスの表現された形に思えるのです。。
大人になると、逃げたり諦めたり
傷つかないように加減するようになっちゃうのかもしれません。
でも、奥底にはあるとおもう。
みえないレベルの話ですが、私の会ったこども達や患者様は立派にみせてくれました。
彼らの生きた時間や様子を通して。。
だから、私は信じています。本来持っている生きる力を。
あなたのレジリエンスも一緒に探しましょうね。
あ、これすごい要約?大枠ですから、レポートとかには書かないようにね。
2013/10/04 | グリーフ, グリーフとの向き合い方, 喪失 グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと, 看護師時代
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