マスメディアで繋がるということ
新聞に扱って頂いて、繋がれた方もいらっしゃいます。
新聞に載せて頂くご縁も、ご紹介や理解して下さる方がいらっしゃったからですが。
今日はそのことでなく、それがご縁で繋がった方のことを書かせて頂こうと思う。
新聞に載ったのは、7月の末でした。
公共性があるとおもう。記事にしましょう、そう言って頂いた。
有難いことに社会面扱いにして頂いたので、連絡先は掲載できませんでした。
その後、数人の方からご連絡を頂きました。
ご遺族の方、グリーフケアが大切と思うと仰る方など。
どの方も、インターネットで探して下さったり。。
その頃はまだ私のHPは全く検索に引っかからなかったので
新聞社さんやSOHO静岡さんに問い合わせがいき、繋げて頂きました。
ご遺族の方は、泣いて電話を下さった。
カウンセリングには御事情がありみえなかったが、
「何を読んでも聞いても全く入りません。でも、先生なら分かって下さる気がした。」
そう言って下さった。
直接お会いすることは残念ながら叶わなかったが、
開業というチャレンジにまだ不安だった私の大きな力になって頂いた。
グリーフケアというものが必要でいいのだと、再確認させて頂いた。
きっと、カウンセリングにみえなかったので気にされていると思うし
その時期から秋がつらい時期だったから。。どうされているかと今も心配したりする。
もし、これを読まれることがあったら
私が心から感謝していることが伝わるといいなと思う。
そして、
「初めて聞いたけど、何故か大切だと思う。」そう言って下さった方々。
正直、反応はご遺族か専門職が多いのではないかと予想していたので
少し驚いたけど、分かって下さる方がいるのだと。
伝えたら、伝わるのだと。繋がるのだと。。嬉しかった。
この方たちは、今後も繋がるだろうし
グリーフケアの小さい芽になってくださるだろう。
最後にフェイスブックで連絡を下さった方。
メッセージがその他に入ってしまい、私が気付くのが遅くて
連絡したが上手く連絡がとれなかった。
きっと普段はフェイスブックをやっていらっしゃらないのだと思う。
本当に申し訳なかった。どこかで繋がれると信じていたい。
もし、読まれたら
あの時の失礼をお詫びするとともに、また連絡を頂けたらと思う。
お名前は覚えているので。お待ちしています。
新聞等のメディアで扱って頂くことは、凡人の私にとって凄いことなのだろうが
本質的には私が載ってどうこうではない。
それ以上に、勇気をだして連絡して下さる方がいて
ちいさな一歩をみんなで踏み出せることが出来ている。
そんな一歩でも、
日常の中の出来事が誰かの支えになっていけばと感じる。
ひとりでも多くの方にグリーフケアを知って頂けますように。
今つらい方は、弱いのではなく
それほど大切な方をなくしたのだと。
ケアが必要なことに陥っているのだと知って頂けますように。
そして、専門家のケアとともに
周りにいるあなたにも出来ることもあるのだと伝わりますように。
2013/10/23 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, 取材
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