ハッピーエンディング
人生の最期という課題でもある、
ハッピーエンディングという言葉がある。
終活という言葉は定着したようにも感じる。
が、エンディングノートを書いたり、
遺言を遺すことが終活のメインではない。
実際終活を常に意識しています、
という人もそれほどいない。
つまり・・
ライフワークレベルにまでは至っていないのだろう。
では実際考えようとなったところで、
どうしていけばいいだろうか・・
介護現場を看ていると、
やはり終末期の選択という惑いがある。
私が看ている現状でも、
最後の場所・どう過ごすかでさえ選ぶことが難しい。
現代は医療と介護が切り離されたような一面もあり、
ひとりの人を通して医師が診ることも少ない。
ケアマネさん、相談員さんも同様。
そうなると終末期の相談というものの行き場がない。
高齢まで元気だと尚更この傾向はある。
見守るご家族ならより悩みは深く感じるだろう。
先日あるところで、
看取りの話をしてみたところ・・・
“療養型とかに移っていけばいいじゃないか”
とあっさり返答された。
必要となってすぐ移れる訳じゃない、
という現実があるんだなどなぁ。
しかも、そんな単純なことでもない。
日頃は触れないというこの課題において、
一般の方々はどんなことを知っておきたいだろう??
ということで、
ハッピーエンディングプランナーという学びをしたのです。
49枚のカードに書かれている質問に答えていくことで、
自分がリスクに設定していることが明確にわかってくる。
明確というと怖さを感じる方もいるかもしれない。
先送りにしていることがはっきりするのは、
不安や心配を増やすことと懸念する方も多いかと思う。
この明確の意味合いは、
日常レベルの行動にレベルを上げるということ。
カード遊びのような感覚と短時間で、
幅広い分野のリスクを知ることができる。
この方法なら話すことが苦手な方でも、
気も楽に受けてもらえるかなと思っている。
私の関わっている大切な人を失うということ、
人生で大切なものをなくすというテーマには重要課題だ。
ハッピーエンディングは本人だけでなく、
愛するご家族や周りの方へ伝えることでもある。
関心のある方はご連絡くださいな。
どうやって体験して頂くかは、ここから。
2018/02/12 | グリーフとの向き合い方, セミナー グリーフケア, セミナー, 看取り
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : 一端を担って生きる。
NEXT : ありがとうの飛ばし方