アンビバレンス~愛が欲しいという気持ち
愛が欲しいという気持ち。。
アンビバレンスという言葉があります。
シンプルな言葉で表すとしたら、
愛情と憎しみが混在しているとでもいいましょうか?
憎いというとき、こころの奥には何があるのだろう。
ひどいことされたからっていうのは、理由なんだけど。
こころの奥には傷ついた自分がいるんだよね。
分かって欲しかった、受け入れてもらえなかった。
本心は、ただ愛が欲しいのに。。
正直に表せなくなってしまったんだよね。
また傷つくことが怖いものね。
素直になるひと言もだせないくらい、怖かったものね。
このアンビバレンスを抱えた人間関係で、
グリーフを抱えると。。その対象がいなくなったあと複雑です。
いなくなって良かった、そう思うはずなのに。。
なかなかそうは思えない。
いなくなったことも許せない、そんな感情が沸き始めます。
おかしい、どうしてって心が叫びだします。
ぐちゃぐちゃになってくると、
こころの奥も感じるのが大変になってきます。
自分の奥を感じるのもしんどいから、
相手を責めている方がまだ楽と思いこむ。
それでも気付くかな。
人を責めたり、憎んでいる自分が嫌だってことに。
これはひとりだとしんどいね。
まずは安全、安心な環境でお話ししてみてね。
これに向き合う人は、苦しいかもしれない。
許すって書くと、反応が出ちゃう人もいるだろうけど。
憎しみは緩和できると、私は信じているの。
憎しみは憎しみではないのだろうから。
貴方のこころの一番大切なものが大事と思うの。
2016/01/14 | グリーフとの向き合い方, 繋ぐ・繋がる カウンセリング, グリーフケア, 御家族から教えて頂いたこと
関連記事
新着記事
PREV : 笑顔じゃない私も素敵。
NEXT : これから学ぶ方へ~知識編