お腹にきたのが尊いこと
死産・流産もグリーフを伴います。
まだあまり認知されていません。
数年前にカナダの先生が、
この点に着目した講義をされたことがありまして。
分かってもらえたようで、嬉しかったなぁ。
こどもに関わった職業として、
グリーフケアを考えるものとして、
流産経験者として、
そしてこどもを持てない人生を歩むひとりとしても。
静岡大学の講義では、
「生を享けること、失うこと」という回があります。
助産師のM女史にお願いしたのですが、
その講義を聞きながら。。
今でも考えあぐねていることに想いが巡りました。
死産・流産でのグリーフをどのように書こうかということです。
私もこの頃よりは大分成長しているつもりながら、
この繊細なテーマをなかなか書き進められていませんでした。
まとまるまでもまだまだですが、
また書き進めていこうと感じています。
いのちを授かることは素晴らしいこと。
でも全員が元気で生まれるということは、
人が生き物である以上。。この先もないのかもしれません。
人は生を享けることもあり、失うこともある。
その中で、ただ。。
お腹にきてくれたことが尊いこと。
ただそれだけで。
ただそれだけを知るということに、気がつきたいなって。
溢れる悲しみの中でも、いつか気がつきたい。
あのこが伝えてくれたこと。
今でも教えてくれること。
失うことの身をもがれるような切なさの中で、
忘れないでいたいことだったこと。
だから、今日までこれたということも。
もう一度、自分に叩き込みたいと思った日。
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