おとなのいのちの教育~本の紹介
いのちの教育を大人にもと言われ、日本は早40年以上経つ。。
あまり変わっていないと思うのは、世間への批判ではない。
看護師である私でさえ、
勉強したことがあまりないと思うからでもある。
(今の時代の看護学生さんは、少しは習うらしいが。)
私が看護学生だった時代は、労働者としての教育だった。
いかにすぐ働けるように、業務が出来るように。
患者様への寄り添い方、みたいなシラバスはなかったように思う。
実習で患者様と直面することが、私は本当に大変だった。
「学生さん、俺本当は癌なんだろう?」
とカマを掛けられたり。(告知がない時代だったからねぇ。)
癌(と言ってないけど、気付いている)の受容に、
怒り狂う方の担当になって
毎日怒鳴られるのがつらかったなぁ。。
「受け止めること」とは、よく言われたけど。
今思えば、受け皿がないので
受け止められないことは当然だった。
その頃は分からなかったけど。
今はそういうことにも気付けるようになった。
こういう本を読むことや、セミナーで知識を持って頂くことで
自分の受け皿を育むこともできる。
自分も何かしたい、そう感じた時には
自分を育てることも大切なこと。
何か学ぶこと、それが小さな芽になっていく。
いつか、だれかの何かになる。
日本のいのちの教育の巨匠方の編書です。
凄いメンバーだわ。
私のは、付箋がいっぱいになってます(笑
2014/01/12 | グリーフとの向き合い方, セミナー, ナラティブ, 繋ぐ・繋がる グリーフケア, グリーフブック, 御家族から教えて頂いたこと
関連記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
-
2021年12月10日 インナーチャイルド・ワークショップ
年2回の機会、ワークショップのご案内です。 インナーチャイルド・ワー...
新着記事
-
2022年 夏至の余白
日常の中にある大切なこと、 人生には気が付くタイミングがあります。 ...
-
2021年10月 グリーフケア~はじめの一歩 ご感想
ブログを毎日にしなくなって、 めっきりご感想等も遅れてしまいすみませ...
PREV : B-nest
NEXT : ライフレッスン~本の紹介